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キャラクターアニメーションを使って企業プロモーションを成功に導く

自社のオリジナルキャラクターを使って、商品やサービス、企業、ブランドのプロモーションをしてみたい!

そう思ってとりあえずキャラクターを作ってはみたものの、うまく活用できていなかったり実際に使ってすらいなかったりといったケースもあるのではないでしょうか。

自社キャラクターを積極的に活用することは、ビジネスの上で非常に有用な手段になり得ます。各種の広告宣伝物やSNSで利用するのはもちろん、ライセンス契約やグッズ販売といった展開に持ち込むことで、収益の柱となる可能性もあるのです。

そんなキャラクターを活かす手段の一つに、「キャラクターアニメーション」があります。今回の記事では、キャラクターを使ったアニメーション動画の使いどころやメリット・デメリットについて、詳しく解説していきます。

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1.キャラクターアニメーションのメリット・デメリット

「キャラクターアニメーション」とは、キャラクターに動きやストーリー、セリフなどをつけて作った動画のことを言います。

ここではキャラクターアニメーションがビジネスにもたらす効果や、メリットについてわかりやすくご紹介します。さらにデメリットとして何が考えられるかにも触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

メリット

・表現の自由度が高い

キャラクターを使ったアニメーション動画なら、実写動画ではできないさまざまな表現方法をとることが可能です。例えばキャラクターが空を飛んだり、違う場所に瞬間移動したり、小さくなって商品の内部を紹介したりといった表現も自由自在に使えます。

実在の人間が登場する映像では違和感が出る演出も、キャラクターアニメーションならリアルに表現できるのです。

・目を引きやすい

カラフルで可愛いキャラクターや、ターゲットとなる視聴者の嗜好や目的に合った、親近感を持てるキャラクターが登場すると、動画に目を止めてもらいやすくなります

・覚えてもらいやすい

広告ではまず目を引くこと、見てもらうことが大切ですが、次に重要なのはその商品や企業、ブランドを認知してもらうことです。

キャラクターに独自の個性やストーリーを与え、表現方法にも工夫することで、単に商品の告知や説明をしている動画よりも視聴者に覚えてもらいやすくなります

・ブランディングに役立つ

企業や商品のイメージにピッタリのキャラクターを生み出せれば、そのキャラクターを通じたブランディングがはかれます。つまり、自社キャラクターを用いたブランディング動画なら、視聴者により興味を持ってもらいやすくなり、企業や商品の認知度や訴求力の向上にも繋がるのです。

・展開しやすい

キャラクターの活用の場は、アニメーション動画のみではありません。一度キャラクターを作ってしまえば、さまざまな場面で活用できます。オリジナルグッズを作ったり、キャラクターと交流するイベントを開催したり、他社とライセンス契約を結んでコラボ商品を販売したり、コラボ動画を投稿したりといった展開も可能です。

・各種のプラットフォームで利用しやすい

動画サイトでのアニメーション広告はもちろん、SNSホームページなど、さまざまなプラットフォームで利用しやすいのも、キャラクターアニメーションの大きなメリットです。

デメリット

・イニシャルコストが高くつく

キャラクターアニメーションを作るにあたり、制作会社にキャラクター作りを一から依頼した場合、デザインやストーリー設定などの初期投資の面で、どうしてもコストがかかってしまいがちです。

・キャラクターの持つテイストに左右される

企業や商品のイメージとキャラクターがマッチしていなかったり、ターゲットの嗜好や流行にテイストが合わなかったりした場合、キャラクターアニメーションで様々な施策をとっても効果が出ないばかりか、ブランドイメージに悪影響を与えるリスクがあります。

・成果が出にくい

一から作ったキャラクターの場合、認知度が高まってブランディング効果が表れるまで、かなりの時間がかかってしまうことがあります。自社キャラクターを活用してアニメーション動画を作ったとしても、はじめは見向きもされないことも。そのため、SNSなどのプラットフォームを活用して、根気強く発信を続けていく努力が欠かせません。

2.キャラクターアニメーション動画ができるまで

実際にキャラクターアニメーションができるまでには、どのような工程を踏むのでしょうか。

2Dなのか3Dなのかなど、アニメーション動画の種類によって制作の流れは変わってきますが、ここではイラストで描き起こした「2D」のキャラクターを使った場合を例にとって紹介します。

また、既存の2Dキャラクターを自社で持っている場合でも、アニメーションとして動かす際、表現やシナリオ次第で複数のカットが必要となる場合があります。

STEP1.キャラクターのデザイン案を作る

キャラクターの素地となるラフ案を作成し、どのようなキャラクターが自社にマッチするのかを、制作会社と検討しましょう。

STEP2.清書する

上で作ったラフ案をもとに清書を行います。このタイミングでは正面から見たデザインだけでなく、三面図(正面・背面・横から見たもの)を作成。全体のイメージを確認しましょう。

STEP3.バリエーションや3Dモデルを作っていく

清書が終わったら、企業側の要望や用途に応じて、タッチバリエーションやポーズバリエーション、3Dモデルを作っていきます。

STEP4.キャラクターにアニメーションをつける

最後は描き起こしたキャラクターに動きをつけ、アニメーションにする作業です。専用のソフト(Adobeアフターエフェクトなど)を使って、腕や足、目や口などに、二次元的な動きを一つひとつ設定していきます。

アニメーションが複雑になるにつれ、キャラクターの動きにバリエーションが必要となってくるため、時間や費用がかかることも。

3.キャラクターアニメーション制作の費用と相場

キャラクターアニメーションを作るとなると、一般的にはプロの制作会社に依頼することになると思います。その際、一番気になるのはやはり費用ではないでしょうか。

既存のキャラクターを自社で所有している場合には、アニメーション動画の制作のみで済む場合もあります。しかし新しく一から作るとなると、キャラクターデザインの工程が必要となるため、その分の費用がかかります。

キャラクターデザインとアニメーション動画の制作を一緒にできる制作会社に依頼すれば、ある程度費用は抑えることが可能です。

大まかな費用の相場は以下の通りです。

キャラクターから新規で作る既存の自社キャラクターあり
70万~150万円以上40万円~
動画を作る費用だけではなく、
キャラクターデザインなどの費用がかかります。
  アニメーションの動きによっては、  
複数のカットが必要となります。
※キャラクター自体のデザインおよびモデリングの有無や、アニメーションの複雑さによって、費用は大きく変わってきます。

4.アニメーション以外のキャラクター活用方法

キャラクターアニメーションとは、そのキャラクターを活かす手段の一つでしかありません。もし既に自社のキャラクターを所持しているのであれば、いろいろな場面で活用したいと思うのも当然でしょう。

ここではアニメーション動画以外で、企業が自社のキャラクターを活用できるシーンについて解説していきます。

公式のSNSアカウントで利用する

現在ではほとんどの企業が、SNSアカウントの運用をマーケティングの手段の一つとして取り入れているのではないでしょうか。

SNSでキャラクターを使用することで、親しみやすさを感じてもらうきっかけとなったり、カジュアルな発信が増えたりと、投稿の幅が広がります

広告やイベントでの露出をはかる

企業が出す広告でキャラクターを使うことで、他社と差別化を図れます。うまく活用ができれば、そのキャラクターを見ただけで商品をイメージしてもらえることも。

また、企業主催のイベントなどでも、キャラクターが活躍できる場面は多々あります。ノベルティグッズや広報物のほか、キャラクターの着ぐるみなどが登場すると、一気に参加者の記憶に残りやすくなります。

コラボレーションキャンペーンで活用する

キャラクターと他社IPとのコラボレーションも、自社のブランドを新たな見込み客にアピールする効果が期待できます。

特にキャンペーン単位で展開する場合、特別感のあるインセンティブをキャラクターを使ったキャンペーンに付与することで、既存の顧客はもちろん、これまで接点のなかった他社の顧客など、新たなターゲットに訴求できるのが魅力です。

絵文字やスタンプなどで日常使いをしてもらう

SNSやチャットアプリで日常的に使われる絵文字やスタンプを、自社キャラクターで作ることも可能です。例えばLINEスタンプなら販売もでき、収益化にも繋がります。

IPビジネスに繋げる

様々な場面で自社キャラクターの露出を高めていくと、認知が広がり人気も出て、キャラクター自体の価値も上がってきます。そうなると自社でキャラクターグッズなどを商品化したり、他社とライセンス契約を行ったりすることで、収益化をはかれるようになります。

まとめ:キャラクターアニメーションを上手に活用して、企業ブランディングを成功させよう。

既に自社キャラクターを所持している場合も、今後キャラクターを一から作りたいと思っている場合も、その活用方法として、まずはキャラクターアニメーションから初めてみてはいかがでしょうか。

この記事でご紹介したように、キャラクターアニメーションには、「目を引きやすい」「覚えてもらいやすい」「プラットフォームで展開しやすい」といった多くのメリットがあります。

一方で、キャラクターそのものの制作・運用には意外とコストがかかる上に、成果がすぐに現れるわけではありません。単にキャラクターを持っているだけでは、宝の持ち腐れになってしまいます。せっかく作ったキャラクターには、ぜひ動いて、語って、働いてもらいましょう。

まずはキャラクターを「企業の顔」に仕立て、その上でどのようなストーリーを創り、表情や動きをつけていくかが大切です。そしてそのキャラクターを、アニメーションにおいて「いかに慎重に計画を立てて運用していくか」が、将来の成功への鍵となります。

バドインターナショナルは、キャラクターの企画・作成からアニメーション動画の編集までの工程を、一貫してご提供することが可能です。社内のイラストレーターと動画ディレクター、マーケターなどがチームを組み、動画を始めとしたキャラクター活用の支援を行います。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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