映像コンテンツの可能性と課題
2025年にはおよそ1兆円規模まで増加していくと予測されている動画広告市場。特にインストリーム広告の需要は軒並み上昇傾向で、Youtubeではさまざまな業種の広告を目にします。
そして2021年の末、TikTokの月間利用者がついに10億人を突破しました。TikTokは1本あたりの尺が短いショート動画専門であるという点がZ世代の心を掴み、その他の世代にも波及しています。その影響もあり、Instagramはリール、YoutubeはYoutubeショートという短時間動画を投稿・閲覧する機能が追加されるなど、その人気はまだまだ広がっていきそうです。
短尺動画の利点は、長時間拘束されないので最後まで飽きずに見てもらいやすい、長尺では与えられないインパクトがありバズりやすい、動画を簡単に作れて公開しやすい、ひとつのショート動画を複数の動画サービスに展開出来る、という点が挙げられます。
インストリーム広告とSNSアプリのショート動画に共通する課題としては、受動的に配信される短尺動画で如何に伝えたいことを伝え、如何に顧客を惹きつけるかという点です。趣味で投稿する動画とは異なり、プロモーションに活用するには事前にクリアすべき課題が多くあります。